設備保全や生産技術の現場でよくある会話。
「この配管、何インチ?」
「このネジサイズわかる?」
図面があれば問題ありませんが、
現場では図面がないことも多いですよね。
そんな時にサイズがわからないと
- 部品発注ミス
- 作業停止
- 余計な時間ロス
につながります。
しかし実は、現場では
ある簡単な方法でインチサイズを見分けることができます。
今回は
- 配管サイズの基本
- ネジサイズの見分け方
- 現場で使える裏ワザ
を解説します。
インチサイズとは何か
配管やネジには
インチ規格が使われています。
これだけは今回覚えておいてほしいのですが
1インチは
25.4mm
です。
しかし注意点があります。
配管の場合、インチサイズは
内径を基準にした呼び径
になっています。
例えば
| 呼び径 | 呼び方 | 実際の外径(一般的に) |
|---|---|---|
| 1/4 | ニブ | 約13mm |
| 3/8 | サンブ | 約17mm |
| 1/2 | ヨンブ | 約21mm |
| 3/4 | ロクブ | 約27mm |
| 1 | インチ | 約34mm |
つまり
配管が1インチでも外径が25.4mmではない
のが現場で混乱する理由です。
よく使う配管サイズ
工場設備でよく使うサイズはこちらです。
| 呼び方 | インチ | 用途 |
|---|---|---|
| ニブ | 1/4 | 計装配管 |
| サンブ | 3/8 | エアー配管 |
| ヨンブ | 1/2 | 機械周辺 |
| ロクブ | 3/4 | 設備配管 |
| インチ | 1 | メイン配管 |
特に多いのは
1/2・3/4・1インチ
です。
現場での簡単な見分け方
現場でよく使われる方法は
①スケール、ノギスで外径を測る
②ネジゲージを使う
ですが、
工具がないと測れません。
そこで使えるのが
体を使った測定方法です。
親指を使ったインチ判別方法
実は
人間の親指の横幅は約2.5cm
と言われています。
つまり
親指 ≒ 1インチ
です。
この特徴を使うと
現場で簡単にサイズ確認ができます。
1インチ配管の見分け方
1インチ配管の外径は
約34mm
です。
親指と比べると
- 親指より少し太い
- 親指+数mm
くらいになります。
つまり
親指より少し太い → 1インチ
と覚えると簡単です。
現場の感覚
設備保全の現場では
- 親指くらい → 1インチ
- 小指くらい → 1/2インチ
といった
身体感覚で判断する人も多いです。
慣れると
かなり正確に見分けられるようになります。
ネジサイズの確認方法
配管ネジ(PTネジ)は
外径で判別できます。
| サイズ | 外径 |
|---|---|
| 1/4 | 約13mm |
| 3/8 | 約17mm |
| 1/2 | 約21mm |
| 3/4 | 約27mm |
| 1 | 約34mm |
スケールで測れば
ほぼ特定できます。
現場でよくあるトラブル
設備保全あるあるです。
1/2と3/8を間違える
かなり多いです。
結果
- 継手が合わない
- 部品再発注
- 作業中断
になります。
迷ったら
- ワンサイズ上を疑う
- 近いサイズを実際にあてがう
- ノギスを当てて測定する
と間違いが減ります。
まとめ
配管・ネジサイズは
現場ではよく迷うポイントです。
しかし
親指を基準にすると
簡単に判断できます。
覚え方
親指 ≒ 1インチ
親指より少し太い
→ 1インチ配管
この感覚を覚えておくと
現場でのサイズ確認がかなり楽になります。
しかし間違い防止のために感覚を養うまでは
しっかりとノギス等で測定し答え合わせをしてみてください。



コメント